みなさんこんにちは。スージーです。
今回は私のブログの現メインコンテンツである「MBTI」の元になった「タイプ論」について少し説明していきたいと思います。
MBTIを少しかじっているならばタイプ論を聞いたことがあると思いますが、MBTIから入った人にとっては4つの機能を詳しく知ることになると思います。
また、タイプ論から入って、既に理解している人にとっては新しいものが何もない記事となるかもしれません。その点、ご了承ください。
タイプ論を提唱した医者
C・G・Jung(カール・グスタフ・ユング)
この男性は、スイスの精神科医・心理学者です。
主に20世紀ごろに活躍し、フロイトやアドラーと同じ時代を生きた人です。
人には4つの機能がある
人には4つの機能があります。感覚・直観・感情・思考です。
右の画像を見てみてください。中心にある自我から4方に感情、思考、感覚、直観が存在しています。この図が示すところは、感情の方へ進めば思考から遠くなり、直観へ向かえば感覚から遠くなることが分かります。
ユングによれば、感情タイプであるならば思考が抑圧されてしまうのです。
つまり4つの機能は 感情←→思考、感覚←→直観といった関係であるということです。
感覚タイプ
感覚タイプは直観をうまく使えません。
感覚タイプが直観に囚われに恐怖があるので、そこに物体がなければおかしくなります。周囲に物体があることが普通なのです。
MBTIでいえば、ISTPやESTPを想像してもらえばわかりやすいでしょう。
彼らは機械いじりや身体の触れ合いが好きです。
イチロー選手(ISTP)はバッドを振りボールを追いかけ豪快にスローイングを決める野球選手です。
直観タイプ
直観タイプは感覚をうまく使えません。
直観タイプは感覚の囚われに恐怖があるので、何も物体のない状態でない状態を必要とします。
四方を壁に囲まれた状態ではひどく落ち着きを欠き、すぐに壁を壊すプランを計画するでしょう。目をつぶり思慮にふけることを好みます。
直観タイプの多くはMBTIで空間認識能力が低いと言われ、よく身体をぶつけることがあります。
感情タイプ
感情タイプは思考をうまく使えません。
感情タイプが健全であれば社交を楽しむことができます。
感情タイプであるにもかかわらず思考ができる!と言う人もいますが、そういう人は思考に風変わりな拘りを持ったり、強迫的になったりしており、うまく使えてはいないのです。
矢沢永吉さんを考えてみてください。彼はおそらくMBTIでは(ENFJ)でしょう。
Feが主機能、Tiが劣等機能で、彼の発するメッセージというのは彼独自の感情が詰まっているものです。
合理的な作戦を立てるというよりは人を鼓舞するようなスタイルをとっています。
思考タイプ
思考タイプは感情をうまく使えません。
思考タイプは感情に振り回されることを恐れ、囚われたくないと感じます。
彼らはなんのこだわりもなく思考をすることができます。
太古的(アルカイツク)な生活を送る原住民は、他の者の怒りに警戒します。なぜなら、感情をうまく扱えない者は危険だからです。
また、みなさんはこんな場面に遭遇したことはないでしょうか?
卒業式が終わり教室に戻りそれぞれが仲間と語り合っているときに、普段泣かなそうな委員長タイプやオタクっぽい女性(思考タイプ)が泣いているのを。彼女たちはあふれ出る感情をうまく扱えず、飲み込まれた例と言っていいでしょう。
ここまでのことがこちらの書籍に記載がありますので、興味の湧いた人はぜひ勉強に役立ててみてください
タイプ論はユングの提唱するものの1つにすぎない
MBTIはタイプ論が基になっていて、MBTIに興味を持ちタイプ論を聞いたことがある人にとってはユング=タイプ論という認識かと思います。
しかし、この書籍には心理学の要素が詰まっていておもしろいです。
この本に書かれているのは、
・自我と無意識
・言語連想検査
・夢分析
といったことが書かれています。
いかがでしたか?
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