web
statistics
               

不健全なINTPについて 心理機能 Ti-Siループなど

この記事ではINTPの深さに潜入し、彼らの認知機能についても深掘りしていきたいと思います。もし、あなたがタイプ論にまだ新しい人であるな少し困惑するかもしれません。

 

あなたのタイプはお分かりですか?こちらで調べることができます

健全時のINTPについて

健全時のINTPは裏側にある原則や真実をよく把握して、それらを新しい概念や枠組みに適用していきます。彼らは創造的で、革新性が高く、複雑な問題を解決したり、モデル作成、生活を変えるアイデアを生み出すといった能力があります。彼らは理論化や探求、世界のしくみを理解することに興味があります。アルベルト・アインシュタインマリー・キュリージョン・ロックは歴史において重要な人物で、INTPとうわさされている人たちです。

INTPのファンクションスタック:

主機能:内向的思考(Ti)

第二機能:外向的直観(Ne)

第三機能:内向的感覚(Si)

劣等機能:外向的感情(Fe)

対立:外向的思考(Te)

批判的な親:内向的直観(Ni)

悪戯者:外向的感覚(Se)

悪魔:内向的感情(Fi)

INTPの弱みについて:

INTPの価値観には主要3機能が大きな役割を果たしています。また、他のタイプ同様、歪んでいてバランスの悪い5機能が存在しています。INTPは劣等機能に外向的感情を有しているので、これが邪魔者となって人に好かれたいとおせっかいになったり、八方美人になったりするのです。この機能が自分の首を絞めて他の機能の価値を下げてしまいます。それはINTPとFJタイプの間に起きる齟齬の1つです。

 

外向的思考がINTPの主機能である内向的思考の反対の方向を示すことがあり、それらが傲慢、支配的、せっかちといった特徴で現れることがあります。不健全時にはこのようなTeによる悪い部分を表現してしまいます。これによってINTPはTJタイプと衝突を生むことがあります。

 

内向的感情が8番目に位置しているため、彼らは過度に繊細になったり、度胸がなくなったり、現実を受け入れられなくなることがあります。INTPは内向的感情の価値を下げたり、Fiユーザーを誤解するでしょう。これによってINTPはFPタイプと衝突を生むことがあります。

 

私たちは皆、タイプに関わらずに、すべての認知機能は便利で価値があるということに気づく必要があります。もともと、他のものより優れているという事実はありません!そう考えることで、他タイプは違った方法をとることを理解して、人間関係の向上につながるのです。

不健全なINTP

不健全もしくは未熟なINTPは内向的思考を歪んで使います。孤立的になり、他人に興味を持たず、もしくは辛く当たります。自分に過度にプライドを持ち、社交上の常識を気にせずに、周囲の人を怒ることしかしません。仕事でも普段の生活でも干渉することを避けます。そして極めて長い間1人でい続けるでしょう。

 

人間関係の中では、不健全なINTPは他人を残忍なまでに批判して、ただ間違いを指摘しただけと開き直ります。彼らは仲間や、他人の注文を聞くことに興味が薄くなり、仕事を管理することが難しくなるでしょう。期限を守り、伝統のルールに従い、同僚の要求に共感を持って応答すれば、重要な存在でいられます。

 

先に挙げたような状態に陥ってしまうINTPは、健全な子供時代を過ごしていないかもしくは環境的が悪く、機能をうまく表現したり、発達させることができないことがたいていの理由です。これは小さいときに、良い教育を受けられなかった、もしくはよい例から学べなかった、それか虐待、無視、問題の放置などのどれかが原因です。

 

不健全な外向的直観

INTPは歪んだもしくはアンバランスな外向的直観を発達させてしまうことがあります。これが起きると彼らは仮説を設けることを過度に重視して、実践しなくなってしまいます。そして彼らが理解したいと思う概念や可能性に合う理論を形作ろうとします。内向的思考はたいていとても対象的で何が真実なのかに目を向けますが、歪んだNeを持つINTPはどんな可能性であれTiを補助するためにNeを使おうとします。

INTPの防御モード

INTPは彼らの独立性が危うくなるときに最も危険を感じます。しかし、彼らの持つあまり強くない機能(Fe,Te,Ni,Se,Fi)を使っている場合も彼らは危険を感じます。

そしてこうなります:

1.A)自分の感情は見当違いなものだと仮定して抑制します。他人との接触を断ち、人から遠くへ行き1人になることだけが救われる道だと感じます。

2.B)危険を感じたり、自分が全く力を発揮できないような状況に巻き込まれないように、彼らは論理的に正当化します。自分よりも他人のほうが”間違えている”と信じ込み、彼ら独特の偏見のなさも見られなくなります。

少しやさしめな不健全状態

INTPが不健全になれば全員が先に挙げた防御モードへ移行するわけではありません。彼らは確かに言及した通りに苦労するでしょうが、すべてではありません。彼らが不健全になると別な軽い”症状”がみられます。

 

INTPはとても強く内向的思考に価値を置いているので、過度に使用してしまうことがあります。すると過度に批判的になったり、彼らの内にある構想や物事がどう動くかという枠組みに縛られたり、新種のデータを拒絶したりします。すべて自分が正しいと仮定して、他人から論理や方法について質問があっても聞く耳を持ちません。健全なINTPであれば内向的思考と外向的直観の均衡を保ちます。彼らの中で世界の枠組みがどう動くかについて思い浮かんだとしても、新種のデータや新しい関係性や可能性にも心を開きます。しかし、Neを抑圧したINTPは自分の見解に頑固になります。

 

内向的感覚(Si)はINTPの第三機能であるので、若いうちは使用することは少なかったり、うまく表現することができなかったりするでしょう。小さいとき、彼らは細かいことを覚えることが難しいのです。大人になるにつれて、特に悪い思い出や困惑したこと、恥ずかしかったこと心配なことなどを余計に多く想像してしまうことがあります。そして、自分の経験を大げさにとらえて、自分の判断の材料としてしまうでしょう。ある時は、他人の経験について軽視するときもあるでしょう。これはINTPがTi-Siループにはまり、Neを使っての見通しがうまくいかなくなるのです。

Ti-Siループについて

Ti-Siループに陥ったINTPは対象をとる論理と経験に熱中します。健全なINTPは目的への直感(Ne)と、目的への感情(Fe)をバランスよく使用します。これにより外の世界へアイデアをアウトプットし、具体的に実験することができます。また、他人に共感しながら会話をして、人々がアイデアを聞けるようにします。

 

INTPがNeとFeを抑圧すると、彼らは人間的な成長につながる状況や心の状態も避けてしまうことがあります。彼らの論理を支える論理や実験データを利己的にとらえてしまいます。そして一人でいることを辞めることもあり、その場合自分が正しく評価されてないもしくは、自分だけがただ一人”真実”を知るのだと感じます。新しい経験やアイデアを避けたり、自分の感情や他者のニーズまでも敬遠します。彼らは1人になっていき、不健全なSiユーザーのようになっていきます。

ストレスによる”支配”状態

極めて大きなもしくは慢性的なストレスによってINTPは、劣等機能の外向的感情に支配されます。これが起きれば、他の機能への意識が低くなり、まるで”彼ら自身でない”ように見え始めます。身近にいるINTPがいきなり”スイッチが入り”、らしくないふるまいを始めたら、ストレスによって支配されている可能性があります。

 

普段は論理的で、客観的で、自己完結しているINTPですが、外向的感情による支配が起きれば、感情的で自己批判的、イライラしたような人格へと変わります。通常の論理的な思考能力は混乱して、思いやりのあるふるまいが難しくなります。

 

INTPの影の機能による効果

各タイプそれぞれ、5番目から8番目の機能は感じ方が薄かったり逆に圧倒されたりします。これらの"影の機能"はより無意識に存在していて、効果的な方法で使おうとするのは難しいものです。

 

5/外向的思考:

INTPのTeは、かなり横柄になったり、厳格に見えたり、支配的に見えたりします。

また彼らは普段外向的思考の反対なような性格なので、5番目の機能は"対立の役割”と呼ばれたりします。これにより、物事の管理がなされていることに頑固になり、組織的に物事を実行することを主張します。彼らの原則が”黒か白”という二分法になり始めます。INTPがTeを効果的に使えたときは、管理するのに使います。

6/内向的直観:

6番目の機能は”批判的な親”と呼ばれ、管理的で、限定を設けたりすることから呼ばれます。NiはINTPに対して先の計画を失くそうとしたり、夢や可能性を諦めようとさせます。彼らの潜在能力や可能性が劣っているという認識を発達させます。Niを変形させて使えば、INTPの洞察を深くしたり、適した方向性を見つけてくれます。

7/外向的感覚:

7番目の機能は2つの選択の板挟みにさせたり、第三機能を他から守ったりするので、”悪戯者”という名前を付けられています。INTPは現実を知覚することに集中したり、衝動的に行動することに外向的感覚を使います。そして現実にある事実と詳細な情報を使って”君はどっちをとっても失敗したよ”というジレンマを生み出すのです。Seが健全な状態で現れればINTPは身体的に今の瞬間を楽しむでしょう。

8/内向的感情:

8番目の機能は”悪魔”と呼ばれ、最もは快適でINTPの認知機能の中で無意識なものなのです。INTPは自分にとって何が重要であるかを選択したり、自分の価値観を生み出すことが遅くなります。そして、うっかり自分の価値観や感情を気づつけることをしてしまいます。Fiを使うときは見当違いなやり方で使うことがあります。Fiが彼らのなかで機能する時彼らの価値観や目的を見つけるのに役立ちます。

 

何かの助けになればうれしいと思います!

各タイプは健全な状態そして不健全な状態両方になり得ます!あなたが共有したい知識や経験はありますか?ぜひコメントで教えてください!

 

あなたにおススメの記事:

 

INTPに言わない方がいい10のこと

/* 階層化 */