皆さんこんにちは。スージーです。
今回はエニアグラム6についての説明をしていきます。
エニアグラムタイプ6-忠実な人-
<簡単な説明>
総人口は情報源によって幅がありますが、28-35%程度です。
エニアグラムは全部で9タイプですからかなりの人数ですね。
タイプ6は人生の何に対しても準備を必要とする用心深く疑り深い人です。細かい点まで目が届き、これから起きることについて備えを用意しておこうとします。
タイプ6が恐怖を感じ出すと、周りから見てもそれは明らかで、不安感や心配な様子が現れます。そして彼らは自分の身の回りの人や組織、信仰などに頼り始めるのです。
タイプ6の価値観
安全性 忠実さ 正直 健康 健全さ
タイプ6の各状態って?
エニアグラムにはドン・リチャードリソという専門家が定義したその人の状態を表す3段階(細かく分けると9段階)があります。
各タイプには健全、通常、不健全という状態があり、それぞれ違った定義になっています。
健全な状態は自我を越え、自我+他のタイプの良い性質を持つ状態。
この状態になれば自分の中にエネルギーを感じ、自分の限界が解放されたように感じます。
普通の状態は通常と呼ばれる状態になります。そこまで悪くないけどたまに問題を起こすような状態です。
不健全のレベルは、異常な状態です。何か問題を抱えていて、精神に病気を持っていることも考えられます。
各状態を把握しておいて、今自分がどうなのかを知ることができます。
タイプ6の健全な状態って?
健全なタイプ6はタイプ9を統合すると言われています。
タイプ9は平和を求める人でしたね。
この状態のタイプ6の人は心が安定していて、他人からも心地よい人と思われます。何か物事がうまくいかなそうになるとそれを予感し、準備することができます。この状態の彼らは、期待感を手放し予期せぬ事態も人生の一部と考えられます。また、仲間に対して愛情を持ち、物事に真剣に関わります。
落ち着き、どっしりと安定しています。
タイプ6の通常な状態は?
通常状態のタイプ6は、悪いことが起きることを考えていて、人から失望されないような振る舞いを心がけています。彼らは強い直観を持ち、決断時にはそれに頼ることもあります。
人生においてふらっと衝動的に何かをやってみるということにタイプ6は遠い存在です。失敗したときや危険が及んだ際は、普段と打って変わって立ち向かおうとするか、その場で硬直するでしょう。
タイプ6の不健全な状態は?
タイプ6が不健全になると、タイプ3に退行します。
タイプ6はできるだけ不安を遠ざけるために、周りに守ってもらおうとしています。不健全なタイプ6は不安によるストレスを抱えてしまっている状態で、自分が周りの人にどう思われているのかが異常に気になり始め強迫的になります。自分が周りの期待に応えられていないと感じると暴力的になったり、さらに悪い状態では自傷行為に走ります。周りに嫌われないためには何かを頑張らないといけないという強迫観念にかられ自分の限界を超えるまで何かに打ち込んでしまいます。
健全レベルのときの振る舞いって?
- 自分と他人を信頼している
- 周りに配慮できて惜しみなく与える
- 新しい発想を受け入れられる
- 現実に向き合える
通常レベルのときの振る舞いって?
- 人間関係に慎重
- 目立たないように行動する
- 自虐的なユーモアが多い
- 終わってからああすればよかったと思う
- 何かの団体に属していなければならない
不健全レベルのときの振る舞いは?
- ストレスを抱えやすい、燃えつきやすい
- 批評に対して過度に繊細
- 現実と戦えず目的をあえて壊す
- よく疑う
タイプ6に人気のある職業
タイプ6は安心と安全の確保できる仕事を好むでしょう。毎日先のことを予測しやすい固定された仕事を好みます。
金融アドバイザー、会計士、監査人、弁護士
以上がタイプ9の特徴になります。
タイプ9と統合して退行するとタイプ3になる
というイメージは覚えておきましょう。
いかがでしたか?
何か新しい発見はあったでしょうか?よかったらコメントでお知らせください!