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不健全なINFP,INFJ グリップ状態 治し方

今回はINFJとINFPの不健全な状態についてお伝えします。

不健全な状態は行動が制限され心理機能の処理に偏りが起きたときや、極度のストレス状態に発生します。

INFJは自意識過剰になり、自己犠牲的になったり人の話を聞かなくなります。

INFPの場合は効率性を追いかけたり怒りっぽくなります。

どちらについても自分と向き合い1人の時間を確保することが大切です。

 

不健全になったINFJについて

直観機能が暴走し始める

あなたが直観によってほぼすべてを決定しているのなら、すでに直観が暴走しているかもしれません。そうなれば、現実の一次情報から離れ、自分の視点に自信過剰になりあなたと違う意見を持つ他者に耳を貸さなくなっているでしょう。あなたの直観が間違っているのではなく、多くの場合あなたは現実に向き合うことができなくなっています。感覚データと直観を適度に混ぜ合わせられなくなり、人間関係やあなたの直観によって起きた状況を冷静に見ることができなくなっているでしょう。

また、直観の暴走が起きれば身体的欲求を無視することもあります。直観を過度に使用する状態が続けば、水分が必要量に足りない、睡眠不足、歯を磨かないやその他健全な日常を送るのに必要な習慣を失っているでしょう。感覚機能がINFJの劣等機能であるので、直観によって抑えつけられてしまうのです。

感情機能が暴走し始める

あなたは外の世界で多大な時間を費やしてしまうことあるでしょう。自分の必要とする1人の時間を確保せず、周囲の人々のためにエネルギーを費やすことが考えられます。(一般的ではありませんがFe-Seループと呼ばれることもあります)INFJは人を幸せにしようと躍起になり自分の中の資源をすべて費やして、燃え尽きてしまうことがあります。他人のあなたへの評判に繊細になって、他人が求める感情に頻繁に変化し始めます。

このような不健全な状態に陥ったINFJは、他人に対して自分がしたように相手にも求め始めます。『自分はこんなに一生懸命なのになぜだ?』『なぜみんなはこんなに自分勝手なんだ?』そう思い始め、受動的攻撃行動をとったり、他人からの目が気になりだし人から決められる前に自分の印象を自分で決めつけだすでしょう。異常なレベルに達すればあなたは燃え尽きたり共依存になることもあります。

INFJのグリップ状態が始まる

長期間のストレスにさらされたり、重い疲労がのしかかっている場合、あなたの感情と精神は疲れ切っています。作業を終えた農民のようにあなたの内面はボロボロで歪んでいるでしょう。普段のあなたは直観と感情を頼りにするでしょうが、極度の精神的疲労が重なると感覚が働き出すことがあります。暴飲暴食に走ったり、有り金をすべてはたいて弾丸で異国の地に飛び立ったり、爆音で音楽を鳴らして部屋の掃除をし始めるでしょう。INFJが直観と感情ばかりを極度な疲労に晒すと劣等機能のグリップ状態になるのです。それをケアするには思考(Ti)と感覚(Se)の欲求を満たしていくことが必要で、頭脳を使った戦略ゲームやトランプカードが良いでしょう。また、昼寝をしたり暖かいお風呂に入ったり信頼できる友人と話し日常を打ち明けるのもよいでしょう。衝動に走り人生を壊さないようにしましょう。

不健全になったINFPについて

内向的感情の暴走

もしINFPが忙しい現実に少し嫌気がさしていれば、内向的感情に偏ってしまうでしょう。他人からの言葉がトゲのように感じたりすべてが辛いもののように思え、自分を守るために自分の世界に引きこもります。部屋に閉じこもり、自分の決めごとに固執して現実世界を離れ自分の理想の空想に浸ります。すべてが邪悪な物で自分は周囲に適していないと思い込むでしょう。他人から話しかけられると、それが浅はかで配慮に欠けた言葉に感じ、過度に現実的に捕らえてしまいます。そうなったあなたは他人から自分が正しいと思っている人、内向的でとらえどころがなく、現実離れしている人に見えるでしょう。人にじっくり話す機会を与えず、自分の理想を現実に作っていく機会をも手放すでしょう。夢想の世界に入り、自分の可能性に限りを作ってしまいます。打開策としては、外向的に世界に向き合っていくよりも、自分の必要な静かな時間や想像する時間をしっかりと確保することが向いているでしょう。

直観の暴走

仕事で忙しく速いペースの日常を送っているINFPのあなたは息つく間も見当たらないでしょう。直観を働かせ新しい発想を次から次へ試し、効果的な方法を探そうとしています。自分の能力で賄いきれないこともやっていて仕事上約束事も多いでしょう。そうこうするうちにあなたは約束事に押しつぶされ、燃え尽きようとしています。仕事も中途半端な状態で、期限もギリギリで、何も完成できないこともあります。このようなストレスであなたは注意散漫になったり、あなた自身の欲求に従えない状態で、手に負えない自分の人生に不要な仕事も嫌々ながらイエスと言うでしょう。こんな状態であれば直観と思考のループ状態になっています。

打開策としては1日の内に必ず自分と向き合う時間を設けることです。読書、絵を描く、ノートに自分の心境を書き出すなどして自分自身の魂と対話を試みるのです。そのうえ、自分がやらなくて良い仕事に”それはできません”と言う練習も必要でしょう。あなたに不要な責任を日常的に拒否できれば、膨大な仕事に圧倒されることも注意散漫になることもなくせます。

INFPのグリップ状態

多大なストレスに侵されたあなたは、普段の自分とは歪んだ性格をあらわにします。普段のやさしい様子ではなく、機械のように効率性を追求し始め、時には批判めいたこともします。すべてを可能な限り早くしなくてはいけない脅迫にかられ、周囲の者がすべて非効率に感じ、全部他人のミスが原因であると決めつけるでしょう。他人の感情を気にもせずいずれ自分が後悔すると自覚しながら起こり散らし皮肉めいた悲観的な発言も増えます。そして、あなたは自分のエネルギーを使い果たします。

もしこんな状態に当てはまるならストレス状態が原因の外向的思考のグリップ状態にあるでしょう。普段、外向的思考は物事を効率的にこなすうえで大切な機能であるのですが、ストレス時には後悔するような不要な行動をとってしまいます。そうならないためにも感覚と直観を取り戻すことが必要です。暖かいお風呂に入浴したり、お気に入りの本を読んだりプールに泳ぎに行くとよいでしょう。

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