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『誰でもわかるMBTI』第3回 MBTIで分かるあなたのストレス反応や不調

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みなさんこんにちは。スージーです。

 

1回、第2回と続いたこの企画もこれで終わりです。

 

MBTIについて分からないことがあれば、①回、②回の記事とこの③回の記事の内容を読んでもらえれば理解を助けられると思います。これらの内容を頭に入れておけばMBTIの掲示板で書いたり読んだりする際、またはリアルで使うときも基本的には問題ないのではないかと思います。診断結果に納得がいかない場合の自己診断にも役立つでしょう。

 

この第3回は『MBTIで分かるあなたのストレス反応や不調』というテーマになります。

内容としては、『認知機能1-3のループ』と、『劣等機能のグリップ状態』についてを書いていきます。これらを知ることであなたが不健全状態に陥る理由と、そうなった際の状態を知ることができます。

 

最後だ。頑張ろうコン!!

1.認知機能の1-3のループ 

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例 INFJタイプの場合Ni-Tiループとなる

認知機能の1-3ループは、バランスを整えると言われる第二機能の使用がうまくいかないときに陥る状態です。例えば、INFJタイプのループはNi-Tiループと呼ばれます。このループに陥ると、Niで見たヴィジョンと、Tiへのアクセスで生きることになります。

 

普段はFeが機能しているINFJですが、1-3ループになると内向的直観による独特の知覚をして独自の論理に基づいた思考で物事を判断します。普段はFeでバランスをとっていて暖かく見えるはずですがこうなると論理的思考による冷たい雰囲気になります。

 

カウンセラーと呼ばれたり、共感力の高い人であるはずのINFJがこうなると普段からの友人は驚くでしょう。彼らは外向機能が使えないことで他の人々や現実との触れ合いに支障がでます。ただ、悪いことばかりでなく、人と触れ合わないことで傷つくことを防げたり、外部からの刺激に圧倒されることから自分を守ることにもなります。

 

悪い面としては、先に挙げた通り外向的感情機能による暖かみが失われることがあります。Ni-Tiループで主観的になり引きこもりあまりにも現実離れした考えを持つようになります。Tiはメリットデメリットを考えるという面があるので、計算高く人の感情と遠い結論を持つようになるようです。とても風変わり人になったり、批判的になったり、陰謀を企てるといった人も見られます。

第二機能が使えないことが原因か。INFJの場合冷たい人になるのか

ループから抜ける方法

あなたがもしこのループに陥っていると気づいたら、第二機能を意識して使うことです。INFJの場合、友人に電話をかけたり感情溢れる歌を歌ったり、ボランティアで人のために活動するといった手もあります。カウンセラーと話すのも良いでしょう。人と触れ合うことを再開すればこのループから抜けられると言われます。

第二機能を意識して使うことが抜ける方法なのか

  • INTJ Ni-Fiループ  独特の直観で感じ取った情報と自分の感情にアクセスしかなり内向的になる
  • INTP Ti-Siループ 自分の論理と自分独特の感覚にアクセスしかなり内向的になる
  • INFP Fi-Siループ 自分の感情と自分独特の感覚にアクセスしかなり内向的になる
  • ISTP Ti-Niループ 自分の論理と独特の直感で感じ取った情報にアクセスしかなり内向的になる
  • ISFP Fi-Niループ 自分の感情と独特の直感で感じ取った情報にアクセスしかなり内向的になる
  • ISTJ Si-Fiループ 自分独特の感覚と自分の感情にアクセスしかなり内向的になる
  • ISFJ Si-Tiループ 自分独特の感覚と自分の論理にアクセスしかなり内向的になる
  • ENTP Ne-Feループ 発想と周囲の感情を使いかなり外向的になる
  • ENFP Ne-Teループ 発想と客観的なデータを使いかなり外向的になる
  • ENTJ Te-Seループ 客観的なデータと外からの刺激を使いかなり外向的になる
  • ENFJ Fe-Seループ 周囲の感情と外からの刺激を使いかなり外向的になる
  • ESTP Se-Feループ 外からの刺激と周囲の感情を使いかなり外向的になる
  • ESFP Se-Teループ 外からの刺激と客観的なデータを使いかなり外向的になる
  • ESTJ Te-Neループ 客観的なデータと直観を使いかなり外向的になる
  • ESFJ Fe-Neループ 周囲の感情と直観を使いかなり外向的になる

外向型の場合、1-3ループでかなり外向的になります。外への影響力は多大なものになるでしょう。しかし、第二機能の内向的な視点が欠けるので、次第に何か違うといった感覚に陥ったりアウトプットの質が下がっていきます。 そういった場合は1人の時間を取り、内向機能にアクセスすることが必要になります。

外向タイプの場合のループの特徴か

2.慢性的なストレスによるグリップ状態

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ユング心理学における補償機能として、ある機能を使いすぎるとその対になる機能が働き始めるというものがあります。それをグリップ状態ともいいます。ある記事ではストレスが慢性化すると劣等機能の特徴が現れだすことがあるとも書かれています。 

以下検索上位の方にある記事から集めた情報をまとめてみました。

Seを劣等機能に持つINTJ,INFJ

  • INTJ・・・過度な運動、食事、アルコール摂取、買い物などに走り自己破壊しがちになる
  • INFJ・・・イライラする。清潔さに敏感になり異常なまでに潔癖になる。過度な運動、飲酒、運動をし始める

Siを劣等機能に持つENTP,ENFP

  • ENTP・・・静かになり無口になる。身体の少しの異常を生命の危機と思い込む
  • ENFP・・・身体の少しの異常を大事に捕らえる。自分のコントロールを失い柔軟性を欠く

Neを劣等機能に持つISTJ,ISFJ

  • ISTJ・・・悲劇的な未来を想像し厳しくなったり批判をし始める
  • ISFJ・・・あらゆる可能性を想像し心配し始め、引きこもったり怒りっぽくなったりイライラし始める

Niを劣等機能に持つESTP,ESFP

  • ESTP・・・悲観的な未来を見つけ絶望する。小さなことに大きな意味を見つけようとして絶望する
  • ESFP・・・未来に起きる悲観的なことに目を向ける。他人の言葉を誤解し嫌な思いをする

Feを劣等機能に持つINTP,ISTP

  • INTP・・・感情的になりキレやすくなる。細かいことに執着する
  • ISTP・・・繊細になり感情的になる。他人に嫌われていると思い込む

Fiを劣等機能に持つESTJ,ENTJ

  • ESTJ・・・人間関係に繊細になる。控えめになる
  • ENTJ・・・繊細になり感情的になる。少しのことでも人から嫌われていると思い込む

Teを劣等機能に持つINFP,ISFP

  • INFP・・・問題の解決に固執する。他人に嫌みや皮肉を言い攻撃的になる
  • ISFP・・・他人の失敗や無能さに目を向け始め、他人に批判的になる

Tiを劣等機能に持つENFJ,ESFJ

  • ENFJ・・・他人に悪口を言ったり自分のミスや欠点に執着する
  • ESFJ・・・他人の失敗を探して傷つけ、自分の信念との違いを指摘する。自分の思うあるべき姿を押し付ける

グリップ状態はいつもと違った雰囲気になるんだな

 

❖各タイプのグリップ状態の詳しい内容とケア方法は☟です。

最後に

ここまでお疲れさまでした。MBTIの理解が深まったらうれしく思います。無料診断をしてもミスタイプだと感じることもあるようですので、理解できたことを使って自己診断もしてみてください。本当のタイプが見つかるかもしれません。お疲れさまでした。

また別の記事でお会いしましょう。

いかがでしたか?

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