web
statistics
               

MBTIの使い方、8つのアルファベット、MBTIの目的

f:id:kitsune-eiga:20200909092600j:plain

みなさんこんにちは。スージーです。

 

今回はMBTIの目的について、使い方など基本的なことについての記事になります。

MBTIテストとは?

MBTIテストは心理学者カール・グスタフ・ユングのタイプ論という理論を元に、アメリカ人のマイヤーズ親子によってつくられたものです。

<ユングのおこない>

タイプ論は人間の心のタイプの指標として、3つの要素を用いました。まず1つ目は、我々の心のエネルギーが外に注がれるのか内に注がれるのかを外向・内向という用語を用いました。2つ目として情報の知覚、また、どのような情報にひきつけられるのかといった指標として、感覚機能、直観機能があります。

 

感覚機能・・・五感を通じて認識される知覚データを収集する機能

直観機能・・・ひらめきを通じてものごとの関連性や抽象的なデータを収集する機能

 

そして3つ目は、思考機能、感情機能という指標です。

 

思考機能・・・物事の因果関係の分析をして合理的に判断する機能

感情機能・・・個人的な価値観や他者への影響に基づき結論を導く合理的な機能

 

<マイヤーズ親子のおこない>

これに加えてマイヤーズ親子が行ったのが、4つ目の指標でその人の態度を表す指標を作りました。片方は判断的態度(J)、もう片方は知覚的態度(P)です。

 

判断的態度は、計画を立てたり段階を設けて実行し、物事にケリをつけたりと思います。また、付近については整理されていることを好みます。体系立てること、決定すること、順を追って話をするという傾向があります。

 

知覚的態度は、判断的態度のような枠組みを持たずに、その場その場に臨機応変にしようとする態度です。

MBTIテストの使い方

MBTIは性格診断として使われています。その使われ方は教育・キャリア選択・大学生が受ける・会社で受けるといった使われ方です。日本ではそういった公式の使われ方というのは少なく、インターネットで受けられる性格診断という認識が強いと思います。

 

性格診断というのは性格を知ってそれについて人と喋りたいと思っている人もいると思います。ただ、タイプ論、そしてMBTIの目標は個人の統合です。MBTIを使うと自分の意識の傾向について知ることができたり、自分の持つ未発達な機能の発見もできます。

 

ユングも自分がどういうタイプなのかを知るだけではなく、そういった自分の未発達な部分を統合することが人生の目的であるというような言葉を残しています。

 

人生の序盤は自分の得意な主機能と2番目の機能を十分に使えるようにし、それがおわれば次は第三機能、劣等機能を発達させるという使い方が正しいのです。

 

もちろん、MBTIは人間関係や自分のキャリアパスの把握に役立つと言う面もあるのですが、自分の未発達な部分を広げればそれだけできることが増えキャリアパスも広がることでしょう。例えば、テストを受け自分のタイプが分かった段階で盲目的に職業を選択するのではなく、まずは未発達な部分を意識化させる方法を考えてみましょう。

8つのアルファベット

MBTIテストには4つの指標があると言う話をしました。それらは4つの指標にそれぞれ2つの傾向があり合計8つの傾向としてMBTIではよく用いられますので、覚えておきましょう。

外向・内向

E(Extrovert)とI(Introvert)

直観機能・感覚機能

N(Intuition)とS(Sensing)

感情機能・思考機能

F(Feeling)とT(Thinking)

判断的態度・知覚的態度

J(Judging)とP(Perceiving)

 

これら4つの指標と8つの傾向でタイプを見つけることができます。例えばエネルギーは外に向けられていてひらめきを通じて関連性を見つけ出す傾向があり、物事の因果関係を分析して結論を出し、体系立っておらずその場その場的な態度を持っている人はENTPというタイプになると言うわけです。

 

この記事を読んでさらにMBTIについて知りたいと思った方はぜひこちらの記事も読んでみてください! 

いかがでしたか?

この記事がよかったら感想やスターボタン、読者登録していってください!

 

/* 階層化 */