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ユングの人生とMBTIの成長論とを照らし合わせてみた

みなさんこんにちは。スージーです。

 

今回は、MBTIの成長論について書いてみました。

 

よく言われるのは第三機能は10代後半~30代、

 

主機能、第二機能はそれ以前。

 

第四機能はそれ以降に発達すると言われます。

 

それについてユングの生涯で当てはめてみたいと思います。

ユングはINFJタイプ説に同意

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私自身、ユングについてはINFJタイプであることに同意です。

ユングの生涯(レグルス文庫)を読んだなかでその根拠を見つけられました。

ユングがINFJと思われる理由

  • ユングは昔から良くヴィジョンを見ていた
  • ヴァン・デル・ポストの意見
  • 数学が苦手だった

Niのエピソード 3歳~小学校時代

地下のデーモン(ユングが3歳の頃見た夢)

石について(9歳頃 石に座っているのが自分なのか考えた)

頭を打った後、学校へ行かなくてよいという考えがひらめいた(12歳頃)

その後一生に渡って頻繁にヴィジョンを見る。世界大戦時や妻の死のときなど

洞察力の深さ

Feのエピソード(12歳頃)

先述の頭を打った後、宿題をするたびに発作が起きる。父が、父の友人に発作の原因を調べるために思いがけない金を費やしていたと話すのを隠れて聞いていたユングは真面目になり発作に対して必死に戦った。←家族への気遣いともとれる。

Tiのエピソード(12歳から~19歳から)

ギムナジウム(7年制か、9年制の中等教育)の間、ユングの母にゲーテのファウストを読めと言われた後、哲学に興味がでていろいろ読みあさり、カントの純粋理性批判も読んだ。

その後の人生でも、ヨガ、曼荼羅、錬金術を顕著としていろいろなことを学んでいた。

ユング自体が思う自分のタイプと知人の意見

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ユング自身は自分を内向的思考型と思っていたようです。

ユングが70歳を超えてから出会ったヴァン・デル・ポストによれば、直観優位だと思ったと言っています。

ユング自身は自分を内向的思考型で、直観を補助機能として使い、外向性、感情機能は劣等な部分として認識し、開発に心がけていたそうです。

しかし、2人が話し合った後に、ユングは手紙を書き「感情的な応答に欠けていて申し訳なかった」と書いたそうですが、ポストはそこまで感じていなかったそうです。

成長論の妥当性について

劣等機能は30代以降発達すると言われています。

ユングは40歳頃に曼荼羅を書き始めたり、ヨガをしたと言われています。(フロイトと決別した後)

感覚的な作業を始めた年齢が劣等機能Seを発達させると言われる年齢あたりであることから、成長論の妥当性が見つけられます。ヨガはSi的かもしれませんが。それまでの人生に比べ感覚的な作業が増えたという意味で妥当だと言いたいです。

 

これらを見て成長論の妥当性を見つけられました。今回、これらの説からMBTIは妥当性が高いものだと改めて実感しました。

ユングの生涯を読んだ感想

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今回、ユングの生涯の本を購入したことで再読しました。もともとAmazonの無料期間で1回読んでいました。

ユングは女性がほっとかなかったというエピソード、彼自身の研究におけるカリスマ性など、やはり偉大な人物だと思いました。無意識の研究は、やはり度々信頼できないなどと言われたようですが、一貫してやり続けたことが素晴らしいと思います。

 

フロイトとの別れ、トニー・ウォルフとの関係、ユングのヴィジョンなど書かれていておもしろく良書でした。

いかがでしたか?

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