みなさんこんにちは。スージーです。
今回はMBTIが宗教だという話です。
MBTIを信じない人も、信じている人もぜひ読んでみてください。
MBTIって?
MBTIとはマイヤーズブリッグスタイプインディケーターの略で
ご存じの通り、性格診断テストです。
ユングの理論を基に、作家であるイザベルマイヤーズが母と共に作ったと言われています。
心理学と関係のないイザベルマイヤーズがユングの理論を元に作った診断テストを信用しろと言われても難しいものがあるでしょう。
イザベルマイヤーズは政治学の学位を取得したミステリー作家
当然、専門外の人が作ったものを信頼しろというのは難しいのは確かにわかります。
MBTIがなぜオオカミ少年の嘘でないのか。
それでもMBTIがこれほどまでに広がったのはなぜでしょうか?
日本MBTI協会によれば世界45か国以上で使われているそうです。
MBTIの用語で検索をかければ、日本でも多くのサイトがヒットし、海外は言うまでもなく、外国人によるアニメキャラクタ―の分類サイトですらあるのです。
日本では、園田由紀さんが代表理事を務めるMBTI協会という社団法人まであります。
ちなみに講座をしていたり、専門家の教育を行っているらしいです。
海外ではMBTI practitioner(専門家)と呼ばれる人がいて、MBTIに関する書籍も日本、海外両方に存在し、作家の数は1人や2人だけでないです。
Youtubeでは、Frank Jamesが有名です。
Twitterにおいても多くのユーザーが見られます。
MBTIと化学、科学
MBTIと、化学と科学が結びつくことはあまり聞かないです。
MBTIの説明と言えば心理機能によってまとめられたその人の特性をよく見ます。
MBTI反対派の意見としたら、科学(化学)的根拠がなくて、信用できないということがあるでしょう。
ヒスタミンの作用で寝れないから、抑制すれば睡眠に入りやすくなるとか、
うつ病を治したいなら、セロトニンを分泌させるのがよいから、体を一定のリズムで動すのが良いとか日光を浴びるとか
確かにそういう説明を見ると、信頼できると思えます。
人類の宗教史を見てみましょう
科学的でないものを信じるのは間違っているのでしょうか?
人間の歴史を見ると、人間は古来から無形なものを信じてきました。
狩猟、農業の時代は神話を基に現象を説明してきましたし、
キリストの死後数百年後から、堕落するまでは西洋ではキリスト教を信じることがあたりまえでした。そしてキリスト教中心の生活をしていたのです。
東洋においては仏教があり、約2500年前に釈迦が菩薩樹の下で悟りを開き仏陀となるや否や、
アジア各国に広まり、ついには聖徳太子の頃に日本に伝来しました。それ以降今まで仏教が様々な影響を受けつつも残っています。
仏教以外でも、中国では孔子であったり荘子、荀子、孟子や韓非子などの教えが有名です。中国人だけでなく日本人の多くの人も影響を受けています。
化学、科学の発展した現在ではどうでしょう?
人々は自己啓発本なるものを読んだり、本屋に行けば哲学書が売っています。
今現在、資本主義において貧しくみじめな思いをしないために、成功法則を見つけようとする人が多いものです。
人々の不安が募れば本が売れるという作家もいます。
つまり、人々はそういった抽象的な考えを信じるということを昔から今までずっとしてきたのです。
MBTIもそういったものの1つとして、信じる者がいて、根付いていくことは自然なことです。
私は、MBTIがビジネス戦略で使えるようになれば面白いと思います。
現にそういう理論を用いている人はいるのかもしれないです。
そういうものもきっかけがあれば私も学んでみたいと思います。
いかがでしたか?
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