みなさんこんにちは。スージーです。
今回も各タイプの感情機能について書いていきたいと思います。
よろしくお願いいたします。
ISTJとINTJ
ISTJとINTJは自分の感情による体験より客観的な論理に目を向けます。しかし、彼らはいわゆる冷たい人というわけではありません。ITJタイプは第三機能にFi内向的感情を持ち、彼らは時々確固たる価値観や感情に寄り添うことがあります。
感情は確かに存在していますが、とても私的で表現されません。同様に価値観も私的で内に秘められています。FiはITJタイプにありのままの自分であるための動機を与え、信念を確固たるものにします。
ITJが若い頃は、未成熟なFiが存在し、何かを根に持ったり、人間的に考えたり、自分中心に考えてしまいます。30歳代や40歳代になったとき、ITJはFiを成熟させるのです。
ITJの判断の仕方
ITJタイプは論理的な見通しで物事を判断するのが重要と考えています。彼らは一歩引いて客観的に物事をみれる場所に行くでしょう。前進する前に何が真実か、どんな真実を知っているのか、得られるもの失うものなどを考えます。
彼らは自分のモラルや価値観を侵す判断はしないですが、それを特に感情的に捉えてはいません。彼らにとって他人が感じることや他人の気持ちは賢明な判断をするために重要なものではありません。
気持ちのコントロールの仕方
ITJは感情は自分のものでさえ何か疲れるものでやる気を失うものだと見ています。彼らは物事を論理的かつ合理的にしたいと思う傾向にあり、感情による体験は疲れるものであり、慎重に蓄えておくことができません。
感情をコントロールするために一人になることを望み、一人になれる場所で間違いや解決策を探します。一般的に他人と感情を分かち合うことは好まないでしょう。人生が中盤になると、Fiの感情が意識的になり、感情表現を楽しめるようになるでしょう。例えば、クラシックミュージック、ポエムを読む、深い価値感や感情に触れることのできるアートなどです。
ITJと良い関係を築くには
- 彼らから何か聞きたいなら、事実を語るようにしましょう。ISTJは過去の経験や事実を重視し、INTJは大きなスケールで先を見通したアプローチで問題解決します。
- 彼らの周りではできるだけオーバーに感情的にならないようにしましょう。彼らはこれを好まないですしストレスに感じたり、なんと声をかければいいかわからないことがあります。もしあなたが感情を表現したいなら、ゆっくり明確に話し早い返答は期待しないでください。
- 彼らの知識や独立性感謝していることを告げましょう。
- 彼らに時間と場所を与え好きなことを追いかけれるようにさせましょう。
- 彼らが気持ちが高まり怒りだしたり、圧倒されているようなら距離をとってあげましょう。一人の時間を必要としています。
- 彼らは意図せずに機転が利かなくなることがあります。穏やかにいることを心がけましょう。
- 彼らの価値観や気持ちはあまり口に出すことはなく、ほんとに信頼できる数人にしか話さないことを理解しましょう。
ESTJとENTJ
ENTJとESTJは内向的感情をコントロールする意識があまりありません。Fiは劣等機能であり、自分の中のFiも他人の中の物も信用しない傾向があります。さらに、彼らの第8の機能の”悪魔”である外向的感情は特に信頼していません。感情は無意識的なもので、感情タイプについては非合理的だと思う傾向があります。
ETJタイプがFiを長い間無視し続けると、新しい考えを受け付けず、他人に対して当たりが厳しくなったり、一方的な判断をしたりします。彼らが成熟してきたころ、彼らのFiはアクセスしやすくなり自分自身に対しておもいやりが増えるでしょう。そして抑圧されている人々や迫害されている人々に手を差し伸べたいという欲求が出てくるでしょう。
ETJの判断の仕方
ETJは判断する時に客観性ある論理に目を向けます。状況から一歩引いて冷静になり、非人間的な見通しで物事を観ようとします。判断する時に自分の知っている何が真実か、何を得て何を失うのかを考えるでしょう。彼らの判断順序の中では自分、もしくは他人の感情は離れたものなのです。
気持ちのコントロールの仕方
ETJタイプの人々の感情は無視される傾向にあり、仕事や計画の下に押し留められることがあります。彼らは目的志向な面があり、常に目的に目を向けています。感情が混乱してきたとき、ETJタイプは無関係な問題に目を向けたり目についた仕事を終えようとします。
彼らは短気になり人々に苛立ち始めます。もし、彼らが自分の感情や気持ちを無視し続ければ、劣等機能のグリップ状態に陥るでしょう。これが起きれば、内向的感情が成り代わり、普段とうって変わって感情的になりおとなしくなったり、他人が自分を見限ると思い込んだりします。
しかしETJタイプが成熟すると、彼らは発展しFiをバランスよく使うことができるようになり自分自身の価値観や気持ちに目を向けるようになるでしょう。
ETJと良い関係を築くには
- 彼らから何か聞きたいなら、事実を語るようにしましょう。ESTJは過去の経験や事実を重視し、ENTJは大きなスケールで先を見通したアプローチで問題解決します。
- 彼らの周りではできるだけオーバーに感情的にならないようにしましょう。彼らはこれを好まないですし、なんと声をかければいいかわからないことがあります。彼らはあなたに対して問題解決を手伝ってくれるでしょう。これがあなたを助けるための彼らなりの方法です。
- 彼らの知識や生産性や決断力に感謝していることを告げましょう。
- 怠惰なところは見せないようにしましょう。そして約束したことは実行しましょう。
- 彼らが気持ちが高まり怒りだしたり、圧倒されているようなら距離をとってあげましょう。一人の時間を必要としています。
- 彼らは意図せずに機転が利かなくなることがあります。穏やかにいることを心がけましょう。
- 彼らは強いストレス状態になるとイライラして怒りっぽくなることを理解しましょう。距離を置いてあげて自分と対話し準備を整える時間を与えましょう。ETJは感情を出して気分を良くすることが好きな人が多いです。
- 彼らがストレス状態のとき、彼らから感情を引き出そうと焦らせないようにしましょう。彼らは同情されたり心配されることが好きではないです。ただ穏やかに聞き、できれば問題を解決するためのアイデアをくれる人になりましょう。